"すばる文学賞"ってこんなこと。
2009年 10月 26日

いつも素敵な笑顔で雷店してくださる小平夫妻。
いつの間にかその笑顔が僕を癒す薬となっており、
疲れた時には逢いたいなあと願う程までに。
そんな2人が、さらにニコニコ笑顔で雷店したのは先日の話。
奥さんがニコニコで1冊の本を僕に手渡した。
彼女は台湾生まれの温又柔さん。
ニコニコ笑顔ながらも、
日々努力して書いた小説が、
第33回 すばる文学賞 にて、佳作 と選ばれたのだ!!!
選考委員には、
江國香織さん・奥泉光さん・角田光代さん・高橋源一郎さん・星野智幸さんという顔ぶれ。
そんな報告雷店に、
当然僕も ニコニコ で、心から おめでとう 。
温さんから渡されたすばるの表紙には、
「温又柔」という名と「好去好来歌」 という作品名がしっかりあった。
こんなドキドキしながら本を読むのは何年ぶりだろうか?
じっくり読ませてもらった作品は、温さんでないと書けない立派なものだった。
選考委員の評価も記載で、
奥泉光さんの評価は、
せいこうさんとの文芸漫談パートナーだけに気になるところ。
小説を書くという世界は、
僕には未知だが、
頭の中で思ったイメージを、
適切な言葉を選んで綺麗に並べるという作業は、
誰よりも想像力が必要で、パワーがいることだと思う。
そういった作品が評価を受け、
1冊の本というカタチとなることは、やっぱり素敵なことだ。
僕は本の匂いを嗅ぎながら読むのが好きだ。
インクと紙の匂いが自分を落ち着かせてくれる。
読書は深呼吸みたいなもの なのかな。
そんな 温さん の作品 「好去好来歌」は、
すばる11月号 にて掲載されてるので、皆様も是非。
温さん おめでとうございます。
つかもとたかし
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すばる文学カフェ
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by 3robbers
| 2009-10-26 15:00
| diary