第2回「お見事な人」會田茂一 その2

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塚本「そして、いとうさんから質問があります。」

Q.『限りなく静かな男なんだけど、凄い良いギャグを突発的に飛ばしたりするっていうそのキャラは人格形成上、誰に影響受けているのか?』

會田「(笑)」

塚本「いとうさん、『絶対、小さい頃、親戚の誰かに影響受けてると思うんだよ!!』って言ってましたよ(笑)」

會田「(笑)いや~そのいとうさんのやっぱ切り込みが凄いですね」

塚本「(笑)」

會田「なんか、そう言われて考えてみて『親戚のだれか?』ってパッと思い浮かぶ人はいないんですけど。そういう意味ではオヤジの友達の人で結構おもしろい人いたかもしれないですね。
家に出入りしてるおじさんで、ゆうすけさんっていうおじさんがいたりして、
その方は結構おもしろかったりしましたね。
ちっちゃい頃の写真とか見ると、家族で旅行行ってるんだけどいるんですよね、そのおじさん。家族の旅行に(笑)」

塚本「(笑)」

會田「格好とかもアポロキャップに米軍のジャンバー着てるみたいな(笑)
その人は僕が中学あがる時に、いきなりブルースの
『ライトニングブッキング ス』って人のアナログ版を突然くれたり、
高校入った時に、それまで『シゲ~』なんてデロデロの人だったんだけど、
『もう大人だから』なんて言って敬語で話し出したりとかして、、、
でもスッゴイ面白い人なんですよ。『なんか、こういう人ってかっこいいな』って思った覚えはあるんですけど、、、

塚本「今でもお付き合いあるんですか?」

會田「いや、今はそんなにお合いしたりというのはないんですけど、、、
でもなんかそういう意味で言ったら、天然で調子にのって小学校の時に生徒会長とかやっちゃったりして、、、目立ちたがりとはちょっと違うんですけど、そういうとこがあったりしたんですよ。中学入っても、『ちょっとモノをナナメに見る』みたいな、パンクロックみたいになってきちゃって、それからはいとうさんに影響受けてるんじゃないかと。面白いものとか好きでしたからね」

塚本「僕、會田さんのMCは期待してるし、
かなり楽しませて頂いてるんですけど」

會田「いやいやいや、、、それこそ番組とかやらせてもらった事あるけど、めちゃくちゃですからね」

塚本「いとうさんは『3本の指に入る』と言ってますよ」

會田「いやいや、そんな事ないっすよ~(笑)」

塚本「(笑)『そんな事ないっすよ~』って言いながらも、
顔がニヤニヤしてますよ」

會田「(笑)いやいや本当に。だって『いとうさん』とか『みうらじゅんさん』とか、あ あいう感じに憧れてますもん。それこそ『ポン!チュ!ポン!』ってやるわけじゃなくて、凄い面白い人達じゃないですか。そういう大人な魅力に憧れますよね」

塚本「そんな大人な魅力を持ついとうさんからのメッセージを戴いてます。」

『僕はアイゴンのセンスが大好きだから、
             こんなトコで会えて本当に嬉しいです』


會田「光栄すぎて困っちゃうくらいですね。本当にいとうさんに番組でご一緒したっていうのも『いとうせいこうさん会った~』って感じだったんで、
プライベートなというか、こういう所でお会いできて、
しかも『何かやろう』なんて言ってくださって、こちらこそ『光栄返し!!』」

塚本「伝えときます」


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塚本 「今現在、バンド、プロデュース、サントラと色々やっておられますが、自分で何が向いてると思いますか?」

會田「何ですかね、、、もの凄い幸せな事だと思うんですけど、そんなに『こんな仕事なんでやってんだろ??』思うような仕事は、ラッキーなことに、あんまりこっちに来ないというか、、だから何でも楽しくやらせてもらってるんですけどね。
まあでもやっぱバンドって、『ずーっと高校生の頃からやってきてるモノっていうのは、バンド』だから一番ナチュラルなスタイルだと思いますね。
プロデュースとかって、今だに何やっていいか分からないですもん(笑)」

塚本「えー!!木村カエラさんの『リルハリルハ』だって凄い勢いだったじゃないですか!」

會田「あれはもう、100のうち、100!アーティストパワーなんで。
僕何にもやってないですもん!まあ曲は書きましたけど、
99%ぐらいカエラちゃんのアーティストパワーで1%が僕の力ですもん。」

塚本「いやいや~」

會田「ホントに。『腰は低いけど押しは強い』って所あるんで(笑)」

塚本「(笑)」

會田「プロデュースって『こうすれば最大公約数の何かが生まれて、人に訴えかけるものが、、』というような方程式がまだ全然なくて、
プロデュースって言っても、好きな様にというか、
プロデュースさせてもらうアーティストと話して、
かっこいいと思えるモノを創ることぐらいしかできないという」

塚本「もし『スリーラバースの曲を創ってください』となったらどういう感じになりますかね?」

會田「ん、、、あっ!!今すんごいのが出来ました(笑)」

塚本「(笑)」

會田「(笑)というのはですね、アレですよ。ラジカセ2台で聴く音楽とかいいんじゃないかなと。常に2台流れて違う景色になっていく音楽」

塚本「重なりあうみたいな」

會田「はい。だから2枚買わないといけないという。それかっこよくないですか?」

塚本「いいですね~」

會田「そういうのいいかな~と。ちょっとブライアンイーノ的な発想なんですけど」

塚本「(笑)」

會田「(笑)」

塚本「今後、『こんな事やってみたい』『こんな人とやってみたい』みたいな事ありますか?」

會田「そうっすね~凄く僕、自分でフォーカスしてるモノも『凄いアングラなのかな』なんてどっかで思ってるとこもあったんですよ実際。だけどウットリしながら聴いてるのってフーファイターズやメタリカで、アメリカで一番売れてるロックじゃないですか。だからそんなにアングラ思考なものではないと思うし、そういう意味でいうと、ミーハーに聞こえちゃうかも知れないですけど、フーファイターズとかスッゴイ好きなんで何かやれればと。まあ夢的な。
あのフーファイターズをやってる『デーブグロール』って人が、ものすごい僕がやろうと思ってる事を常にやったりとか、『デーブグロール』の友達で役者の『ジャックブラック』という人とか、回りにいる人も、僕スッゴイ好きな人ばかりなんですよ。だから絶対うまくいくと思うんですよ」

塚本「會田さん一方的じゃないですもんね。むこうも會田さんの事知ってるんですもんね」

會田「いやいや、知ってるって別に『見た事ある』ってぐらいなんで、全然。
ただ『音楽ずっとやっていければいいなあ』って思いますけどね」

塚本「今後、スリーラバースに求めることありますか?」

會田「そっうすね~山積みされてるパッキンがみたいです(笑)」
※取材時、SALE中だったためパッキンが山積みでした。

塚本「(笑)リアルな話しですね~」

會田「なんつって」

塚本「『FOE TUNE TAPES』という形で以前、TシャツとCDをセットでやらせて頂いたのですが、それに近い事とかまたやりたいですね」

會田「そうですよね。服の事とか僕まったく分からないですからね。口出しできる事があるのか、ないのか分からないですけども、、、
でもバンドもそうですけど、続けられる事が一番だと思うので」

塚本「3回目の『お見事な人』がbloodthirsty butchers、FOEの小松さんなのですが何か質問とメッセージを戴ければ」

會田「小松さんの事、あんまよく知らないんですよね」

塚本「(笑)おもいっきり知ってるじゃないですか!」

會田「(笑)すみません。小松ちゃんは凄く面白い男ですよね。特に僕と一緒にいると凄い面白いと思うんです。というのは、説明書がいっぱいいる男なんで」

塚本「會田さんが説明していく?」

會田「そうですね。それか早く『一人立ち』してほしいですね」

塚本「(笑)」

會田「なんつって。メッセージは『早くプロのドラマーになってほしいです』かね
(笑)」

塚本「(笑)」

會田「なんつって。いつも小松君は人にもの凄い数の質問をするわけですよ。で終いには何が分からないのか自分で分かってないのに質問してる状態があるんで、『何が分からないんですか?人生において貴方は何が分かってないのですか?』というのを聞きたいですね。ちょっと大きいなあ(笑)」

塚本「(笑)ちょっと突き放し系ですね」

會田「でも小松ちゃんみたいなユニークな男がずっとドラマーである事を願います」

塚本「會田さんにとって『福』とは?」

會田「この歳になるとホント健康ですね。あとはお金的な事ではなく
『豊かなものと触れあう機会』ということですかね。
まあ女性にしても食事にしても風景にしても、豊かなものっていうのが心踊る感じですからね」

塚本「最後に『Omigoto』を見てくれてる方々にお言葉をください」

會田「まあ今、製作中であるFOEの次のアルバムを聴いてください(笑)」

塚本「(笑)」

會田まあそういう意味でスリーラバースに負けない個性的な音楽を創っていこうと思っているので、是非聴いてもらいたいです

塚本「今日はお忙しい中ありがとうございました」

會田「ありがとうございます」


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by 3robbers | 2001-05-01 00:03 | omigoto
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